給与ファクタリング被害

生活費が不足して今すぐ現金が欲しいなど、思わぬ事態に陥り金融機関での借金をする場合もあるかと思いますが、そんなケースに追い込まれている方に魔の手が襲い掛かってきます。

その手段として闇金業者が使っているのが「給与ファクタリング」といわれる新手法です。

売り文句が、
借金ではなく給与を担保にした「給料の前借り」なので借金ではない!というものです。

前借する相手が勤務先ではなく金融業者で、給与額の範囲であれば買い取ってくれます。
手数料10%~20%でしかも、借金ではなく給与の売買なので借金のデータには残らないという謳い文句です。

勤務先以外のところから、勤務先に知られずに即前渡し金を受けられるのですから興味をそられる話です。

そもそもファクタリングとうのは企業が取引先に対して持つ売掛債権をファクタリング業者が割り引いて買い取り、その債権の管理や回収を自ら行う金融サービスを指します。

それを似せて仕組んだのが給与ファクタリングで、個人が勤務先から給料を受け取る権利(賃金債権)を業者が買い取り、その代金を個人に支払う仕組みです。これで個人は、一定の手数料が引かれた額を給料日前に取得することができるものです。

仕組みは何ら問題なさそうですが「一定の手数料」という部分に大きな落とし穴があります。

 例えば、1カ月後に入る給料のうち5万円を買い取ってもらい、手数料を引いた4万円を受け取った場合、手数料は20%ですが、給料日には業者に5万円を支払う必要があり、差し引かれた手数料をこの間(1カ月)の利息と考えると、実質年利は約300%にもなります。利息制限法の定める上限利率20%の実に15倍にもなる高金利になります。

この給与ファクタリング業者のほとんどは闇金業者が新業態として始めており、その被害が拡散しています。

もし、あなたが知らずしてその罠にはまっているのなら今すぐ手を切りましょう。
違法な高金利で利用したら数か月ももたずに破綻するのは必定です。

一人では闇金に対応するのは難しいので給与ファクタリング被害に詳しい専門家(司法書士)に相談してください。初回の相談は無料のケースが多いので、大いに利用しましょう。

遅くなれば勤務先と家族を巻き込んで大事になりますので解決には対応はスピードが必須です。